臨床検査事業 Clinical examination

臨床検査事業

「人に寄り添う」という使命は、職員一人ひとりの「誠実さ」と「高い精度」と「迅速な対応」の探求から始まります

当センターは、健診における血液検査(生化学・血算・血糖・免疫)、尿検査、便検査、STD(性感染症)検査を行っております。

また、新型コロナウイルス感染症については、保健所の行政検査、国や自治体の行政検査(保育園・幼稚園・児童館・小学校・中学校ほか)、病院クリニックの発熱外来、高齢者福祉施設・障害者支援施設などのPCR検査や抗原定量検査を行って参りました。

また、東京都とは、『新型インフルエンザ等感染症、指定感染症又は、新感染症に係る、検査を提供する体制の確保に必要な措置に関する協定』の締結事業者として、大規模感染症の発生時対策や方針決定に寄与すべく、迅速な検査結果報告と試薬や消耗品の確保などで、常にその検査体制を整えております。

医師の指導のもと、最新の機器と体外診断用医薬品認可の最新試薬を使用し、経験豊富な臨床検査技師陣が、健診検査及びSTD検査やPCR検査を通して、日々 医療体制の支援とクラスター発生の抑止に貢献しております。

最新の検査機器導入で信頼の検査結果を

最新の検査機器と検査システムを導入。
検体受付から結果報告までの工程には、ヒューマンエラーを防ぐためのバーコード管理自動搬送システムを採用しています。

高度な技術と厳格な精度管理

外部内部精度管理を実施し、高い精度を保っております。
検査経験30年以上のベテラン検査技師や、経験多彩な若手技師が迅速に検査を行います。

スピード感ある集荷・検査・報告

健診検査1日最大約1,000人、PCR検査1日最大8000検体(平均3008検体)。
集荷班の機動力ある緊急対応と、迅速な結果報告は、皆様から高いご評価を頂いております。
試薬や消耗品の確保や備蓄など、常に万全の体制を整えております。

検査の流れ(イメージ)

自動搬送システムの導入で検査の省力化とコスト削減を達成

  • STEP1.検体受付

    検体測定
    検体のバーコード管理によりヒューマンエラーを防ぎます。
  • STEP2.仕分け

    検体測定
    自動搬送システムを使用する検体と自動搬送システムを使用出来ない検体に分けて検体ラックに並べる。
  • STEP3.遠心

    検体測定
    遠心が必要な検体を遠心する。
    遠心条件は遠心機に登録してあり遠心ミスを防止しています。
  • STEP4.搬送システム

    検体測定
    搬送システムに検体を載せると検査に必要な検体量でサンプルカップなどに分注し、分注した検体は自動で測定機器まで搬送されます。
  • STEP5.検体測定

    検体測定

    AU5800:生化学検査  処理能力:2,000テスト/1時間

    血液を採取して化学的な分析を行い,内臓の疾患や感染症の有無を調べる検査です。
    検体測定

    GA1172:血中グルコース(血糖値)分析装置 処理能力:156検体/時間

    血液中に糖(ブドウ糖)がどのくらい含まれているかを調べる検査で、食事、運動、ストレスによって大きく変動します。
    検体測定

    HA8182:グリコヘモグロビン分析装置 処理能力:38秒/検体

    グリコヘモグロビン(HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー))とは、ヘモグロビンにブドウ糖が結合した割合を示すもので、過去1~2ヶ月の平均的な血糖状態を知ることができます。
    検体測定

    AIA-CL2400:免疫学的検査  処理能力:240テスト/1時間

    抗原或いは抗体の反応を利用して血清中に含まれる物質の濃度を測定する生化学的試験です。主に腫瘍マーカー、ウイルス感染症、ホルモンなどを中心に分析を行い、病気の感染の有無を調べます。
    検体測定

    DxH900:血球計数装置 処理能力:最大100検体/1時間

    血液中の細胞成分である赤血球、白血球および血小板の数や大きさや、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値などの測定を行います。 貧血や白血病、出血しやすくなる病気などが無いかを確認することができます。
    検体測定

    US-3500:尿検査 処理能力:276検体/時間

    尿の成分から腎臓や尿路系の疾患や健康状態を調べる検査です。
    検体測定

    PLEDIA:便潜血測定装置 処理能力:320検体/時間

    便に血が混ざっていないか調べる検査です。食道や胃、腸といった消化管で炎症や潰瘍、腫瘍(ポリープ・がん)などが生じた場合に、便に血が混じることがあります。便潜血検査はこのような消化管の病気の有無を推し量るのに有用で、簡易的に行えます。
  • STEP6.結果確認

    検体測定
    パニック値の有無や再検査漏れの有無などの確認をします。
  • STEP7.結果報告

    検体測定
    検査結果の報告をします。

先進の機器による高精度な検査の実現

完全自動化による遺伝子検査「パンサーシステム」

パンサーシステムは、完全自動化プラットフォームが実現する検査の統合、ランダムアクセスによる検体投入、そして確度の高いTMA法により高い精度で信頼の検査結果を提供します。

LBCから遺伝子検査ヘワンストップアクセス「トムキャットシステム」

トムキャットシステムは、ThinPrep婦人科用プレザーブサイト液(ThinPrepバイアル)に保存された検体を、遺伝子検査に使用するためのLBC検体自動分注装置。効率的なワークフローをもたらし、検査の生産性と迅速性が向上します。LBCは再検査時の分注が可能なため、検体をまた採取する必要がなく、受検者の負担を大きく軽減します。

機器の紹介

種別 品名 製品コード
自動分析装置 生化学検査自動分析装置 AU5800
生化学検体搬送ライン 検体搬送・前処理システム
純水製造器 生化学分析用純水装置 PR-0250SG
自動免疫測定装置 全自動化学発光酵素免疫測定装置 AIA-CL2400
自動血球計数器 血球計数装置/血液塗抹標本作成装置 DxH900
顕微鏡 検査用顕微鏡 Ci-L Plus
分析装置 グルコース分析装置 GA-1172
分析装置 グリコヘモグロビン分析装置 HA-8182
自動分析装置 全自動尿分析装置 US-3500
測定装置 便潜血測定装置 PLEDIA
リアルタイムPCR装置(※) Thermal Cycler Dice® Real Time System III TP990
遺伝子解析装置(※) パンサーシステム PANTHER

(※)遺伝子増幅装置

臨床検査事業詳細につきまして

臨床検査事業詳細の特設サイトを作成いたしました。サイトはこちら

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